魚あらとはどういうもの?
魚あらとは、魚介類から食べられる部分が取り除かれた骨や頭、内臓などのことです。この魚のあらは、栄養価が高く、リサイクルできない部分はありません。異物が混入していない状態のあらを回収し、魚アラ処理施設にて魚粉に加工後、飼料メーカーに出荷、飼料に再生しています。その飼料は養鶏農家で使用され、それらで育った鶏の肉や卵がまた私たちの食卓に届けられるというリサイクルの輪が形成されているのです。しかし、異物が混入した状態の魚のあらは、再生できないだけでなく、焼却処理をする際燃えにくく、悪臭も発生してしまいます。正しく魚のあらを分別し、リサイクルの輪を広げ、より住みよい街にしていきましょう。